「お金が必要」という場面は人それぞれです。
収入以上にお金を使いすぎて欲しいものが買えない。
または、生活費がなく食べることに苦労している。
そこで今回はお金が必要に感じたとき、自分が置かれている状況別にどのように行動すればよいかを解説していきます。

あなたはどのタイプ?質問に答えて選択肢別にアドバイス

お金が必要な時、どのように行動すべきかフローチャート形式でまとめました。

お金を手にする方法として

  • 労働収入
  • 投資
  • 借り入れ(消費者金融や銀行、または知人など)
  • 所有物の売却

以上が考えられます。

手短に始めることができる方法は、「不用品を売却する」ことです。
使わなくなった本や服飾をリサイクルショップに売ってお金に変えましょう。

では今すぐどうしてもお金が必要で借り入れをしたい場合にどのような選択肢があるのか、質問に答え自分がどの状況であるのか確認してみましょう。

続いて、おかれている状況別にとるべき行動を紹介します。

A1の方ローンやキャッシング、後払いサービス、短期バイトを利用する
金融機関からお金を借りるサービスを利用してみてはいかがでしょう。
安定した収入があれば、審査を経て借り入れをすることでお金を用意できます。

今月は家計が厳しいけれども、来月なら支払いが可能である場合は後払いサービスの利用をおすすめします。
また、職場が給与の日払いに対応しているのであれば、給料の前借りが可能です。さらに、短期労働で臨時収入を得る方法もあります。

A2の方特に借り入れの必要がありません

A3の方親族や友人からお金を借りつつ、公的な支援サービスを受ける
安定した収入がないため消費者金融や銀行からの借り入れはできませんが、公的な貸付制度が利用できます。
明日の生活費に困っている場合は、信頼できる周りの方にまず相談してみましょう。

A4の方公的な支援サービスを受ける
現在の不安定な生活を抜け出し今後安定した生活を送るために、国や地方自治体の公的な貸付サービスを利用することをおすすめします。場合によっては生活保護の受給も検討しましょう。

お金がないときを乗り切るおすすめな方法を紹介!

不用品を売却しよう

不用品を売る方法として

  • 質屋や中古品買取店の店舗に買い取ってもらう
  • フリーマーケットやオークションアプリを利用して個人で売る

このような方法が一般的です。

メリット

  • 店舗を利用する場合、手元にお金がすぐ用意できる
  • 不用品を売ることで部屋が片付く

デメリット

  • 買取料金が低い場合や買取不可の場合がある
  • 個人で売却する場合、手間や手数料がかかる

以前は店舗買取を利用する方が多数でしたが、現在はアプリを利用し個人で売却する方が増えています。

オークションアプリ『ヤフオク!』やフリーマーケットアプリ『メルカリ』など様々なアプリで取引可能です。

梱包する手間や手数料がかかりますが、手軽に売却できる人気のサービスです。
店舗では買取不可の商品(化粧品の試供品など)も、実際にアプリで売買できます。

短期バイトでお金を稼

お金に困ったとき、労働の対価としてお金を得る方法です。
雇用形態に縛られることなく、自由に働くことのできるサービスが増えています。

メリット

  • 1時間から働くことができる
  • 得意なことで収入が得られる

デメリット

  • 職場に行かなくてはいけない
  • 労働する必要がある

Timee』はバイト紹介アプリです。
アプリで事前登録を済ませ、条件が合えば面接なしで自由な時間に働くことが可能です。給与も仕事が終わればすぐに反映され引き出すことができるので、給料日まで待つ必要はありません。

Lancers』や『ココナラ』はクラウドソーシングサービスを提供しているサイトです。
クラウドソーシングサービスとは、自分のスキル(得意なこと)を売買することで収入を得るサービスです。

例えば、Webページを作成できるスキルを持っている方であれば、このスキルを必要としている人から依頼を受けることで収入を得ることができます。

このように、副業可能な職場であれば空き時間に自分のペースでお金を稼ぎましょう。

支払い後払いサービスを利用して、商品を先にGet

ネットショッピングの決済方法のひとつで商品が届いた後、所定の口座に代金を振り込む方法です。

メリット

  • 商品が手元に到着した後の支払いなので詐欺を回避できる
  • 未成年でも利用可能(保護者の同意のもと)
  • 支払いまでに猶予がある(2週間ほど)

デメリット

  • 後払い手数料が必要な場合がある

後払いサービスは、クレジットカードを持っていない未成年や学生でも利用可能です。しかし、送料や代金の振込手数料のほかに、別途後払い手数料が発生する場合がありますので注文する際はよく確認しましょう。

「来週に給料日だけど今は、手持ちの現金がない」という場合に利用するとよいでしょう。

給与の前払いサービスで、給料日を待たずにお金をGet

従業員を雇っている企業側が福利厚生の一環として、給料の前払い制度を実施している企業もあります。給与の前払いが可能な場合は利用してみるのもよいでしょう。

メリット

  • 給料日じゃなくても給料を引き出せる

デメリット

  • 手数料がかかる
  • 悪質な違法業者がいる

例えば、給与前払いサービス『Payme』と提携している企業は日払いが可能です。
労働分の給与を給料日を待たずに引き出せますが、引き出すたびに数百円程度の手数料がかかります。便利なサービスですが、なかには悪質な違法業者も紛れているので注意してください。

先程述べたようにこのシステムは、企業側が福利厚生の一環として従業員に利用してもらうサービスです。給与前払いサービスと言っておきながら、高い金利設定や悪質な取り立てを行う違法な貸金業者だったケースがあります。

「誰でも利用可能」「メールやWebで簡単」「即日入金」などの甘い言葉に惑わされないように気を付けてください。

「ローンやキャッシング」を計画的に利用

ローンやキャッシングは借金ですが、収入以上に買い物ができる便利な方法です。

メリット

  • 数万円から数百万円の借入契約が可能
  • 当日もしくは翌日入金が可能

デメリット

  • 借りたお金には金利がかかるので、借りた以上の額を返却しなければならない
  • 収入の3分の1までの金額しか借りることができない
  • 審査が必要。結果によって契約できない場合がある
  • 安定した収入がある方しか申し込みできない

消費者金融で借りることのできる上限金額は、貸金業で年収の3分の1までとなっています。これは、収入以上のお金を借りて多重債務になるのを防ぐためです。さらに返済時には金利を含めて返済しますので、結果的に借りたお金より返すお金の方が多くなります。

金利は借り入れ先の会社によって違い、年数%~十数%が平均です。

ローンやキャッシングは、自分の返済できる金額以上の契約を結ぶことはやめましょう。

公的な支援サービスを利用する

生活に困っている方を対象としたお金を貸し付けや相談や支援を行う公的制度を、生活福祉資金貸付制度といいます。

メリット

  • 無利子、保証人なしで借りることができる

デメリット

  • 利用対象者が限られている

失業者向けに行っている貸付制度(総合支援資金)は以下のようになっています。

目的金額
生活支援費生活を立て直すまでに必要な資金月20万円まで
(単身者は
15万まで)
住宅入居費敷金・礼金など部屋を借りる契約の
ための資金
40万円まで
一時生活再建費生活を立て直すために一時的かつ
必要になる資金で生活支援費では
まかなえないお金
(就職のための技能取得費、
債務整理費用など)
60万円まで
総合支援金

総合支援資金は、社会福祉協議会とハローワークからの支援によりお金の貸し付けを行う制度です。連帯保証人がいる場合は無利子で、連帯保証人なしの場合は年1.5%の利子で利用可能です。

申し込み方法は求職申込と就職相談が必須なので、まずハローワークを訪れましょう。

それに加えて給付までの間、生活費のサポートとして臨時特例つなぎ資金貸付も利用可能です。こちらは、10万円を連帯保証人なし・無利子で借りることができます。希望する場合はハローワークではなく、市区町村の社会福祉協議会の窓口に相談しましょう。

また新型コロナウイルス感染症によって、失業または収入が減った方向けの公的貸付制度があります。

申し込みは市区町村の社会福祉窓口で、無利息・保証人不要で利用できます。

月当たりの貸付上限据え置き期間償還期間
休業した人20万円1年以内2年以内
失業した人20万円(単身は15万円)1年以内10年以内
緊急小口資金等の特例貸付

据え置き期間:利息のみの返済期間、この場合無利息なので返済の猶予期間となる。
償還期間:お金を返さないといけない期間。

出典:https://www.mhlw.go.jp/content/000626608.pdf

今回の特例貸付の場合、最長3年無利息で借り入れを行うことが可能です。このように銀行や消費者金融からの借り入れを行う前に、公的機関に支援サービスが利用可能か相談しましょう。

親族・知人からお金を借りる

家族や親しい間柄の人からお金を借りる方法もあります。

メリット

  • 現金を速やかに用意可能
  • 利息は少ない

デメリット

  • 信頼関係によって借りることができない
  • 人間関係が悪化する可能性がある

こちらの方法は、金額が少額で数日内に返済する予定がある場合は利用してもよい手段です。

しかし大きい金額を信頼関係のみで借りるというのは、借りる側も貸す側もあまり気持ちのいいものではありません。

本当にお金に困ったときは、金銭の貸し借りではなく「生活が苦しい」という相談をしてみましょう。

まとめ

今回はお金が必要と感じたときにとるべき行動についてまとめました。

この記事のポイントは

  • 収入があり借金してもいいと考えている人は、ローンやキャッシングを計画的に利用
  • 前借りで物を買いたい人は、支払いの後払いサービスや給与の前払いサービスを利用
  • 短期バイトやクラウドソーシングを利用し、働いてお金を稼ぐ
  • 収入がなく生活費を工面することが難しい人は、公的支援を申し込む
  • 収入がなく明日の生活費にも困っている人は、親しい人に相談しつつ公的支援を申し込む
  • 不用品を売ることはお金を得ることもでき、かつ部屋の整理整頓につながる

以上です。

収入がある人は、収入内の範囲でキャッシングや後払いサービスを計画的に利用しましょう。

休業や失業によって収入が減り生活に困っている方は、公的支援サービスを利用して生活の立て直しを図りましょう。

本当にお金に困ったときは即日現金を用意してくれる悪徳業者に頼るのではなく、親しい人や公的な支援サービスを頼ることをおすすめします。