アドオン方式のメリット・デメリット

ここで他の方式と比較したアドオン方式のメリットとデメリットをお伝えします。

アドオン方式のメリットは、複雑な計算をすることなく毎月の返済額と利息額、総返済額を求めることができる点です。借入金額・金利・返済回数を決めたら自分で事前に計算できるので、家計管理がしやすくなる便利な計算方式と言えます。一方、アドオン方式のデメリットは、総返済金額が多くなってしまう点です。

残債方式とは異なり返済を重ねても返済利息は減少せず、実質的な利息負担は大きくなってしまいます。現在割賦販売法では、アドオン方式による金利表示を禁止しており、実質金利のみの表示を義務付けています。

アドオン方式が採用されているローン

アドオン方式が採用されているローンの代表例として、信販会社が扱う自動車ローンが該当します。自動車ローンでは、家計負担の軽減や乗り換えを目的としてローンの一括返済が行われることがあります。一括返済を行うと、アドオン方式で想定していた利息の返済が不要になるため、戻し手数料という返金を受ける場合があります。

支払い回数をN、分割手数料をC、n回目に全額返済するとした場合の戻し手数料の計算方法は次の通りです。

計算式が難しいため、アドオン方式を適用しているローンの一括返済を検討している方は、戻し手数料を算出するためにも、事前にローン会社に相談されることをおすすめします。