自動車ローンやカードローンなど個人向けローンにはたくさん種類があって必要書類も分かりづらいですよね。この記事では主な個人ローンの分類と審査で必要になる書類をご紹介していきます。ぜひローンを選ぶ際の参考にしてください。

個人向けローンは主に5種類

まずは、どんな個人向けローンがあるのか分類を確認してみましょう。自分の目的に合ったローンが見つかるはずです。

①自動車ローン

自動車ローンとは、新車や中古車の購入費用を借り入れることです。

車の購入代金だけでなく、オプションでつけたカーナビやオーディオなどもローンに組み込めることが特徴です。銀行などの金融機関から借りる方法とディーラーローンを利用する方法がありますが、ほとんどの場合においてディーラーローンの方が金利を高めに設定されています。

ディーラーローンは審査が簡単で早く借り入れできますが金利の差を考えるとまずは金融機関が提供するマイカーローンの検討がおすすめです。

②リフォームローン

マンションや戸建て住宅などのリフォームに使えるのがリフォームローンです。住宅ローンより簡単な審査で、フリーローンより低金利な点が魅力です。リフォームローンは不動産に関するローンのため、担保をつける「有担保型」を選べます。

有担保型は抵当権の設定(家を担保にするために金融機関がする手続き。専門家が代行してくれる)など手続きは面倒になりますが、無担保型に比べて低金利かつ返済期間も長く設定できるので、金額が大きくなる場合は検討してみてもよいでしょう。一方、無担保型は審査や手続きが簡単ですぐに借りられるため、小規模のリフォームに適しています。

③フリーローン

自動車ローンやリフォームローンと違って資金使途が限定されていないのがフリーローンです。金融機関によっては借入の際に資金使途の申告を求められる場合がありますが、事業資金や投資資金でなければ基本的に何に使うかは自由です。

資金使途の指定がある自動車ローンやリフォームローンより高金利になりますが、カードローンに比べると低金利なのが魅力です。

④カードローン

フリーローンと同じく資金使途に指定がなく、何にお金を使うのか聞かれることもありません。利用可能枠の中であれば自由に借りたり返したりでき、自由度の高さが一番のメリットです。

カードローンのなかには申し込んで即日に借りられるものもあり、使いたいときにすぐに使えるのはありがたいところです。気軽に使える反面、自分のお金であるかのように錯覚して多額の借入をしてしまうケースもあり、節度をもって利用することが肝心です。

⑤住宅ローン

戸建て住宅やマンションなど、住宅の購入を目的に使えるローンです。

住宅の購入金額が大きい分、金利は低めになっていますが返済期間が長いため借主の返済能力を厳しく審査されます。銀行や信用金庫、JA、住宅ローン専門会社などさまざまな金融機関が住宅ローンを提供しており、商品内容もさまざまです。

個人向けローンで必要な書類

個人向けローンで必要な書類についてまとめました。金融機関によって若干異なりますが、ここでご紹介しているのは基本的なものです。

自動車ローン・リフォームローン

自動車ローンとリフォームローンは資金使途が指定されているため、必要書類は「本人確認及び返済能力を確認する書類」と「借入金額が正しいかの確認書類」の主に2種類が必要になります。そのため、自動車ローンとリフォームローンに共通して必要となるのは以下の書類です。

  • 本人確認書類(運転免許証など。健康保険証を求められる場合もあります)
  • 印鑑証明書
  • 源泉徴収票もしくは住民税課税決定通知書

これに加えて資金使途を確認する書類として、自動車ローンでは見積書や注文書が必要です。リフォームローンでは資金使途確認のために工事請負契約書および見積書、自宅の土地・建物の不動産登記簿謄本、居住実態を確認するために住民票が必要になります。

住宅ローン

住宅ローンで必要な書類はリフォームローンと似ていますが、金額が大きいため審査が厳格で、必要書類が多いのが特徴です。住宅を担保に取るのが前提のため、土地や住宅の設計に関するかなり詳しい資料を提出することになります。

金融機関によっても必要な書類は若干違いますので、申し込みの際は各金融機関のホームページなどで確認してください。

フリーローン・カードローン

資金使途の指定がないため、本人確認書類と年収がわかる書類があれば簡単に申し込みできます。以下をご覧ください。

  • 運転免許証やパスポートなどの本人確認書類
  • 源泉徴収票や所得証明書など収入が確認できる書類
  • 資金使途が確認できる書類(フリーローンの場合。提出を求める金融機関もある)

必要書類が少なく、すぐに揃えられる書類が多くなっています。借入までのハードルが低く、金融機関によってはWEBで申し込みから借り入れまで完結するタイプの商品もあるほどです。

個人向けローン契約までの流れ

個人向けローンを契約するまでの流れはどの金融機関でもほとんど同じです。

自動車ローン・リフォームローンの場合

基本的には次の流れになります。

  1. 仮申込み
  2. 仮審査
  3. 本申込み
  4. 本審査
  5. (審査通過後)契約
  6. 融資実行

金融機関によっては仮審査がなく、いきなり本審査になる場合もあります。まずWEBから申し込みをする形式が主流になりつつあり、その後来店や郵送で契約する流れが一般的です。

住宅ローンの場合

住宅ローンの流れは少し複雑です。

  1. 物件の決定と同時に仮申込み
  2. 仮審査
  3. 物件購入の申込み
  4. 審査
  5. 物件の売買契約
  6. 融資契約
  7. 融資実行・物件引き渡し

融資の審査と物件選び・購入の手続きを並行して進めることになるので、段取りのよさも必要になります。住宅ローンを借りる際は、不動産業者とも相談しながら進めましょう。

フリーローン・カードローンの場合

フリーローンの契約の流れは、自動車ローンやリフォームローンとほぼ同じです。

  1. 仮申込み
  2. 仮審査
  3. 本申込み
  4. 本審査
  5. (審査通過後)契約
  6. 融資実行

カードローンの場合はさらに簡単でWEBやスマホで完結する商品も登場しています。WEBやアプリから情報を入力して送信すると即審査が始まるものが多い点が特徴です。

審査に通れば必要書類を送付後、ローン用のカードが送られてきます。カードの郵送を見られたくないという人には、消費者金融が提供するカードを発行しない完全WEB完結型のカードローンの利用も検討するとよいでしょう。

カードローンは必要書類が少ない

カードローンは必要書類がとても少なく、ほとんど誰でも借りることができます。先ほどカードローンにも収入証明書が必要という説明をしましたが、カードローンの場合は源泉徴収票がなくても給与明細でOKな場合があります。

近年では銀行が提供する比較的低金利なものもあります。借りすぎは禁物ですが、どうしても今すぐお金が必要という場合にはカードローンが便利だといえるでしょう。

フリーローン・カードローンの申請は意外と簡単

個人向けローンとひとことで言っても、借り入れまでかかる手間や手軽さが大きく異なることがお分かりになったと思います。そのなかでも手続きの簡単さが際立つフリーローンやカードローンですが、計画的に返済できれば借りること自体に問題ありません。

自動車やリフォームなど目的がはっきりしている場合は目的別のローンを借りて、どれにもあてはまらない場合はフリーローンやカードローンの利用も検討してみてはいかがでしょうか。