「過去の失敗でローンに通らない」「何度審査しても通らない」など、審査に関する課題を抱える方も多いと思います。無審査でお金を借りる方法がないか探している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
無審査を全面的に謳う業者には注意が必要です。本記事では、無審査ローンの実態や無審査でお金を借りる具体的な方法、融資を受ける際の注意点について解説します。

お金を審査なしで借りる方法とは?

審査なしでお金を借りる方法について紹介します。なかなか審査が通らず、困っている方はぜひ参考にしてください。

基本的に無審査のローンは存在しない

無審査のローンは存在しません。銀行や消費者金融などからお金を借りる場合、必ず審査を通過する必要があります。もし貸したお金が返済されなければ、銀行や消費者金融は大きな損失を被るからです。

利用者の返済能力を判断するために審査は欠かせないものであり、無審査でローンを通す銀行や消費者金融は存在しません。まずはこの事実を認識しておくことが必要です。

審査なしで貸した場合は貸金業法違反

クレジットカード会社や消費者金融のサービスは「貸金業法」と呼ばれる法律に基づいて行われます。貸金業法には、お金を貸す際の審査義務についても明記されています。審査なしでお金を貸した場合は、クレジットカード会社や消費者金融側が貸金業法違反となり罰せられます。

審査なしにお金を貸すこと自体が違法行為であるため、無審査を謳う業者の多くは悪徳業者である可能性が高いでしょう。一方、銀行の場合は貸金業法ではなく銀行法が適用され、同じく審査が行われます。

審査ありで早く借りる方法は存在する

審査ありで早く借りる方法であれば、消費者金融などのサービスが存在します。しかし、あくまでも「審査~融資までが短い」という意味です。

場合によっては審査に時間がかかる場合もあり、審査に落ちればお金を借りられないこともあります。

カードローン以外でお金を借りる7つの方法

無審査でお金を借りる方法には、どのようなものがあるのでしょうか。代表的な7つの方法を紹介します。 

クレジットカードのキャッシング枠

最初に検討したいのが、クレジットカードのキャッシング枠です。現在保有しているクレジットカードにキャッシング枠がある場合は、すぐにお金が借りられます。

コンビニなどの提携ATMで現金を出金できるため、急な出費の際も便利です。ただし、利用限度額はショッピング枠と合算されるため注意が必要です。

例えば、ショッピング枠で100万円、キャッシング枠で30万円の契約をしていたとしましょう。

すでにショッピング枠で95万円を利用している場合、その時点でキャッシングは全く利用していなかったとしても、ショッピング枠は100万円ー95万円=5万円しか残っていないとみなされます。つまりキャッシングできるお金は5万円までとなります。

利用時には、キャッシング枠とショッピング枠の関係性について正しく理解しておきましょう。

質屋でお金を借りる

質屋であれば、無審査でもお金を借りられます。質屋とは品物を預けることでお金を借りるサービスで、借り入れ金額は品物の価値によって変動します。

一般的には買取価格の約7~8割が相場金額とされており、もし8万円を借りたいという場合には、買取価格が10~11万円ほどの品物を準備する必要があります。

ただし、質入れには約0.95~8%の金利が掛かり、利息が発生します。そのため、一時的または少額の借り入れを希望する方におすすめの方法といえるでしょう。

家族や友人から工面する

家族や親戚、親しい友人からお金を工面するという方法もあります。もちろん利息もかからないため、返済額が増える心配はありません。

お金に困っている事実を相談できる相手がいる場合は検討してみてもいいかもしれません。ただし「お金の切れ目が縁の切れ目」ともいうように、場合によってはその後の信頼や交友関係が気まずいものになる可能性があります。

家族や親戚、親しい友人であっても借用書を作成するなど、誠意を持った対応をしましょう。

保険の契約者貸付の利用

保険の契約者貸付を利用することで、無審査でもお金を借りられます。契約者貸付は終身保険や養老保険など、貯蓄型の生命保険に加入している方を対象にした、解約返戻金を担保としてお金を借りる制度です。

返済が困難になった場合でも、解約返戻金で相殺できるため、借金を負う心配がない点も大きな特徴といえるでしょう。ただし、解約返戻金を担保にするため、そもそも解約返戻金が発生しない掛け捨てタイプの保険では利用できません。まずはご自身の契約内容を確認してみましょう。

生活福祉資金の利用

低所得者や高齢者、障害者の方々が利用できる制度に、生活福祉金があります。正式名称は「生活福祉貸付制度」と呼ばれるもので、経済的困窮者の援助助を目的とした貸付制度です。

年1.5%~3.0%程度の低金利でお金が借りられます。お住まいの地域の社会福祉協議会が窓口となっているので、対象となる方は相談してみてはいかがでしょうか。

総合支援資金の利用

総合支援資金は生活支援金の一種で、失業などによって日常生活が困難な方が一定の条件を満たした場合に利用できる制度です。金利は約1.5%と低く、連帯保証人がいれば無利子で利用できます。

ハローワークなどによる継続相談もセットになっており、生活の立て直しと安定化、自立に向けて支援をしてくれるというメリットがあります。大きく分けて3種類あります。

  1. 生活支援金:最大ひとり15万円/月、ふたり以上20万円/月
  2. 住宅入居費:最大40万円
  3. 一時生活再建費:最大60万円

日常生活が困難な場合はお住まいの自治体窓口で相談してみましょう。

勤務先の社内貸付制度

勤務先によっては、社内貸付制度がある企業もあります。社内貸付制度とは雇用形態や勤続年数などの一定条件を満たしていれば、企業が無審査でお金を貸し付ける福利厚生のひとつです。

金利は会社ごとに異なるものの、無金利もしくは低金利である場合が多いです。返済は、毎月の給与から一定額が天引きされることで行われます。

ただし、葬儀や入院、災害などの用途条件を設けている場合もあるため、交際費や娯楽費としてお金を工面したい場合には、事前に利用可否を確認しましょう。

審査ありでも即日融資の消費者金融なら早い

審査ありの場合でも、即日融資の消費者金融であれば、比較的早めに融資が受けられます。特にWeb申し込みなどの利用で、さらに融資までの時間が短縮できるでしょう。

また最近は、審査にAIを導入している消費者金融も増えており、審査時間の短縮につながっています。審査を確実に行う大手消費者金融であれば、貸金業法に沿ったクリーンな経営を行っているため、即日融資でも安心して利用できます。

審査なしを謳う業者からは絶対に借りない

お金を借りる際の審査について、概要や無審査でお金を借りる方法などを解説しました。SNSやインターネット上などで、「審査なしでお金を借りられる」といった広告を見かけたことはないでしょうか。前述のとおり、お金を貸す前の審査は貸金業法に定められた義務です。

つまり審査なしと謳っている業者は違法業者の可能性が高いです。こうした業者から絶対に借りないようにしましょう。また審査なしを謳っていない場合でも、禁止される広告表示で勧誘している業者も少なくありません。お金を借りる際は審査を正しく受け、安心できる貸金業者を利用しましょう。