ついついリボ払いを使いすぎてしまい、気付いたら大変な返済金額になっていたということはありませんか?リボ払いは毎月の返済が一定のため、借り入れ金が増えていることに気付きにくいというデメリットがあります。本記事では、増えてしまったリボ払いの返済負担を軽減するために便利なおまとめローンに関する知識をまとめました。

リボ払いのおまとめローン借り換えとは

おまとめローンとは、いくつかの金融機関からお金を借りていて返済が大変なときに、借金を一本にまとめて返済負担を軽減するためのローン商品です。「おまとめローン」という名前の借り換え専用の商品もありますが、場合によってはカードローンやフリーローンを同じ目的に使用することもあります。

クレジットカードのリボ払いが苦しいときは、おまとめローンにすることで返済の負担を軽くできるかもしれません。次の章では、おまとめローンにすると返済が楽になる理由を解説していきます。

おまとめローンに借り換えすると返済が楽になる理由

おまとめローンに借り換えすると返済が楽になるのには2つの理由があります。

金利が下がり総返済額も少なくなる

おまとめローンにすると金利が下がる場合があります。一般的なリボ払いでは年率15%~18%の手数料がかかりますが、銀行系カードローンであれば金利が2.0%~年14.5%のため、借り換えることで実質的に金利を下げられる場合があるのです。

毎月の返済額は変わらなかったとしても、金利が下がったぶん返済額に占める元金の割合が大きくなり、返済期間の短縮につなげることが可能です。よって、おまとめローンに借り換えをする際は、現在より金利が下がるかどうかが一番注意すべきポイントになります。

一本化すると管理がしやすくなる

複数ある借り入れを一本化するとお金の管理がしやすくなり、返済計画の管理がかんたんになります。

複数の会社からの借金がある場合は、返済口座や入金日の管理が困難です。それぞれの残高や返済額が分かりづらく、ときには入金を忘れてしまったりすることもあるでしょう。

そこで、おまとめローンを活用して借り入れを一本化することで、月々の返済額や返済日の管理がしやすくなり入金忘れもなくなるというメリットがあります。

リボ払いの借り換えがおすすめできない3パターン

おまとめローンへの借り換えがおすすめできないパターンもあります。ここで紹介する3つのパターンのいずれかに当てはまる場合は、よりよい条件のおまとめローンがないか再検討することをおすすめします。

1.借り換え後のほうが金利が高い場合

おまとめローンは、金融機関が用意している自動車ローンや教育ローンなどよりも高金利なケースが多くなっています。場合によっては借り換え前のリボ払いのほうが、適用金利は低い場合もあるため注意が必要です。

高金利のおまとめローンで借り換えてしまうと、複数ある借り入れがまとまるのでお金の管理はしやすくなりますが、結果として返済負担は増えてしまうためおすすめできません。

2.毎月の返済金額が極端に減る場合

毎月の返済金額が明らかに減る場合も注意が必要です。

返済負担が減ること自体はよいことのように思えますが、実際は毎月の返済額が減った分だけ返済期間が延びることになります。期間が延びることで支払う利息も多くなるので、最終的には借り入れの完済までに必要な総返済額が増えてしまうのです。

もちろん、今の家計が赤字で今にも破綻しそうという水準であれば、いったん返済金額を減らして収支を立て直すという考え方もあります。しかし、リボ払いを借り換えするときは少しでも早く借入金を返済するのが大前提です。

返済金額が減るからといって安易に喜ばないようにしましょう。

3.複数の借り入れをまとめられない場合

おまとめローンのメリットは、複数ある借り入れを一本化してお金の管理をしやすくするところにあります。もし複数ある借り入れのうち一本しか借り換えられないのであれば、おまとめローンのメリットを十分に活用できません。

複数の借り入れ金を一本化できる他のローンを探してみることをおすすめします。

リボ払いを借り換えする時の注意点

リボ払いを借り換えする場合には注意点があります。おまとめローンの申し込みをする前に目を通しておきましょう。

借り換えには審査がある

おまとめローンには審査がありますので、誰でも必ず利用できるわけではありません。通常のローンと同様に審査され、以下のいずれかにあてはまる場合は、借り換えができないこともあります。

  • 過去に延滞や事故情報が登録されている
  • 収入に対し借入金が多すぎる
  • 取引実績に問題がある

おまとめローンの審査はどれかひとつの理由だけではなく、それぞれの金融機関の基準で総合的に判断されます。ひとつの金融機関で審査に落ちた場合でも、ほかの金融機関では通ることがあるため、いくつかの金融機関に申し込んでおくとよいでしょう。

リボ払いの借り換えができない時の対処法

「リボ払いの借り換えをして返済負担を軽減したかったけど、審査に落ちてしまった……」そのような方には、借り換え以外に借金の返済負担を軽減する方法があります。

自分に合う方法を探してみましょう。

弁護士に相談

弁護士はお金に関する法律のプロフェッショナルです。弁護士に依頼すれば、債務整理の手続きを代行してもらうことができます。

債務整理をすればリボ払いの利息をカットしたり毎月の返済額を少なくする交渉をしてもらえるため、おまとめローンに借り換えしなくても返済負担を減らすことが可能です。ただし、弁護士に依頼する場合は報酬を支払う必要があります。

司法書士に相談

弁護士よりお金をかけずに債務整理をしてもらいたい場合は、司法書士に相談する方法もあります。司法書士は140万円以下の借入金しか取り扱えないなどの制限がありますが、弁護士にくらべて報酬が安価であることが多いです。

ただし、債務整理が訴訟に発展した場合には注意が必要です。司法書士は簡易裁判所までの事件しか取り扱えないため、高等裁判所以上に進むことになれば改めて弁護士に依頼しなおす必要があります。

法テラスに相談

法テラスは、国が設立した公的機関です。法的トラブルで困っている人を支援するためにあり、お金がなくても相談が可能なのが特徴となっています。

法テラスは直接債務整理の当事者になるわけではなく、相談者の状況に応じた適切な対応手段や解決方法を提案してくれる法律の総合相談所的役割を果たす機関です。所得が一定水準以下の場合、無料の法律相談や弁護費用の立て替えをしてもらえるので、弁護士や司法書士に支払う報酬を工面できない方にとっては、ありがたい味方といえるでしょう。

返済に困っているなら、まずは相談してみよう

リボ払いの返済に困っている方は、まずは返済負担を軽減できるようおまとめローンを検討しましょう。適切なおまとめローンを選べば、金利などの条件がよくなり、お金の管理が簡単になります。今より効果的に借金を減らしていくことができるでしょう。

また、おまとめローンの審査に落ちてしまっても諦めないでください。債務整理が得意な弁護士や司法書士、条件次第で無料の法律相談ができる法テラスという選択肢があります。

借金の返済のことばかり考えて憂鬱に過ごしている方は、今すぐ改善策を考えるべきです。返済負担を減らすために早めに動きだしましょう。